息子のひとことに救われました

実母も若いころから「子どもたちに迷惑はかけたくない」というのが口癖だった。

いまもそう思っている様子だが、老人ホームには入所したくなくて

在宅介護になっている。

実母が自宅に居たいなら、私も自分の仕事と両立できるうちは

ヘルパーやデイサービスに助けてもらって、家でみてあげられると思っている。

でも、自分自身の老後を考えると、施設入所も考えておかなきゃなというのは

在宅で介護しているからこそ、思うこと。

どんな病気になっているかわからないし。

子どもたちにはそれぞれ生活があるはずで、あてにしてはいけない。

そんなことを考えていると、高校生の息子が

「お母さんがおばあちゃんみたいになったら、僕が見てあげるよ」

優しいことを言ってくれるじゃないの。

そんなことを言ってくれるのは今だけだと分かっていても

優しさに癒されたひとことでした。